實光刃物の口コミや評判

公開日:2022/10/15  最終更新日:2023/05/15

實光刃物

社名:實光刃物
住所:(堺本店)〒590-0931 大阪府堺市堺区錦之町西1-1-9
TEL:072-229-2244

實光刃物(じっこうはもの)は、株式会社實光が展開する料理包丁や料理刃物等の製造販売業です。1901年の創業以来、100年以上にわたって包丁を作り続けている老舗刃物店であり、食材・料理人を活かす優れた包丁を提供しています。また、包丁はすべて職人による手作りであり、料理人・プロ用はもちろん、家庭用までさまざまな商品を用意しています。

おすすめの包丁ブランドランキング

名前

和 NAGOMI(三星刃物株式会社)

ポイント

鋭い切れ味と使いやすさを両立させた三徳包丁

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名前

貝印

ポイント

高品質でありながら購入しやすい価格が特徴

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名前

ヘンケルス

ポイント

切れ味と丈夫さにこだわった海外メーカー

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名前

GLOBAL(吉田金属工業)

ポイント

管理しやすくてスタイリッシュなオールステンレス包丁

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TOJIRO PRO(藤次郎)

ポイント

日本の伝統技術で生み出されたほかには負けない切れ味

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大阪の和食料理人の8割が選ぶ堺包丁

實光刃物では、主に大阪・堺を産地とした「堺包丁」と呼ばれる商品を販売・製造しています。堺包丁は日本が誇る伝統工芸品として、世界からも高い注目を集めています。

また、プロの料理人からも高評価を獲得しており、とくに和食料理人の堺の包丁のシェア率は約8割にのぼるといわれています。

堺包丁の歴史

江戸時代の堺では、現在とは異なり「タバコ包丁」と呼ばれる包丁を製造していました。切れ味に定評があったその包丁は、幕府の専売品となった歴史もあり、後に名品として全国へとその名が広まっていきます。

しかし、明治時代になるとタバコ包丁の需要がなくなり、その鋭い切れ味と高い技術は料理包丁へと受け継がれていきました。

長い歴史の中で料理包丁へと姿を変えた堺包丁は、受け継がれた鋭い切れ味が数多くのプロの料理人の目に留まることになります。このような背景から、全国の食のプロである料理人から絶大な支持を得ることになったのです。

すべて手造りにこだわっている

實光刃物が販売する包丁は、ほとんどすべての工程を手造りで行っており、職人のこだわりによる仕上げが魅力的です。ここでは、その工程の一部についてご紹介します。

研削

研削とは、包丁を研いで削りながら、徐々に形作っていく工程のことです。まだ研がれていない板の状態から無駄な部分を削ぎ落し、丁寧かつ慎重に研いでいくことで、包丁の形を造り上げていきます。

たがね打ち

鍛冶から上がってきた地の包丁にたがねを打ち込み、まっすぐな状態に形作ります。地の包丁は一見まっすぐに見えますが、職人の目から見ると表面がわずかに歪んでおり、この歪みこそが包丁の天敵となります。歪みが大きくなってしまうと、砥石に刃が当たらなくなってしまうため、希望通りの品を作ることが不可能となってしまいます。

刃付け

堺包丁の魅力は何といっても鋭い切れ味です。刃付けでは砥石を使用しながら刃先の切れ味を最大限に引き上げ鋭い切れ味を生み出します。刃の元から切っ先まで、刃先から丸みを帯びた箇所がなくなるよう、尖った刃をつけていきます。

柄付け

剥き出しの刀身のままでは握ることができないため、ハンドルとなる柄を付けていきます。柄のくぼみと中子と呼ばれる絵の中に入る箇所を同時に確認しながら、中子を熱し、柄のおしりを叩きながらしっかりと固定します。

柄は包丁の中で一番早く劣化しやすい箇所といわれており、すき間やひびなどがある場合には、そこから水が入ってより劣化を早めてしまう恐れがあります。劣化を早めてしまわないよう、實光刃物ではしっかりと柄を差し込むことで、すき間や浮き上がりを未然に防ぎます。

修理や柄の交換のアフターサービスも実施

實光刃物は、包丁造りの重要な要素である研削・刃付け・柄付けはもちろん、顧客に末永く包丁を愛用してもらえるよう、アフターサービス体制を充実させることも包丁づくりであると考えています。

大切な包丁を10年、20年と使い続けていくために、手仕事でのこだわりを持ったプロの職人たちが真心を込めてメンテナンスを行います。

研ぎ修理

「包丁を研ぐ」と聞くと、砥石などを使って刃先の研ぎを行うというイメージをされる方が多いかと思われますが、實光刃物の研ぎ修理では「研削」と呼ばれる包丁を研いで削り形作る工程から行っており、使い古された包丁を新品に近い状態まで戻すことが可能です。どんなに切れ味のよい包丁であっても、使い続ければ次第に切れ味が落ち、研ぎ修理が必要となります。

柄の交換

實光刃物は和包丁であれば、柄の交換を行うことも可能です。和包丁は使い続けていくと刃よりも柄のほうが早く痛んでしまうことが多いため、柄を交換することでより長く包丁を使うことができます。

柄の交換ではこれまでのものと同じ柄だけでなく、別の材質や装飾のある柄への交換もできます。見た目や機能がそれぞれ異なる7タイプの柄の中から、自分の好みの柄を自由に選択することが可能です。

まとめ

實光刃物は100年以上の長い歴史の中で磨き続けてきた包丁製造の技術とこだわりの手造りによって、プロの料理人から家庭で料理を気軽に楽しむ人に至るまで、すべての料理人の負担を軽減し、食材を生かすよい包丁を提供しているということが分かりました。そんな實光刃物の包丁が気になったという方は、まずはホームページをチェックしてみることをおすすめします。サイト内ではさまざまな包丁を閲覧できるほか、オンラインストアからお気に入りの商品をカートに入れて購入することも可能です。また包丁選びの参考となるコラムやアドバイスも掲載されているため、興味を持ったという方はぜひ一度サイトにアクセスしてみてください。

 

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