貝印

会社名 | 貝印 |
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所在地 | 東京都千代田区岩本町3-9-5 |
電話番号 | 不明 |
特徴 | 大量生産でありながら「手作り」にこだわった包丁 |
商品・価格 | 旬Shun Classic 三徳ナイフ:16,500円(税込) 旬Shun Classic ディンプル三徳ナイフ:18,700円(税込)など |
アフターフォロー | 包丁砥ぎ講座 |
「普段使いするものは近くで手に入るものがいい」と考えている方は多いのではないでしょうか。中には包丁などの調理器具も、近くで手に入りやすいものでそろえている方もいるかと思います。
そんな方におすすめなのが「貝印」の包丁です。どこでも手に入るメーカーですが、ほかのメーカーにも負けない特徴がたくさんあります。ここでは貝印の特徴と、実際に使用した方の口コミや評判を紹介します。
もくじ
貝印の特徴①鋭い切れ味が長く続く高品質な包丁
「貝印」の包丁は、調理器具を扱うお店ならどこでも見かける製品です。大量生産で作られていますが、メーカーは手作りにこだわっています。
刃体とハンドルなどの組み立てをひとつひとつ手作業で行われているのが特徴です。包丁のハンドルと尻金の組み立てや、用途に合わせた切れ味を生むために行われる刃付けは、最適な状態になるまで何度も繰り返されます。機械では難しい作業を熟練の職人が行うことで、量産品でありながら高級ブランドにも負けない品質を生み出しています。
貝印の特徴②精緻な金属加工技術を最大限に活かして作られている
貝印の包丁は、職人の技により精密に仕上げられていますが、これはほかの製品も同じです。生産されているすべての製品は、それぞれ必要とされる切れ味にあわせて行われる刃付けや、複雑な形状も精緻に仕上げる金属加工技術により生み出されています。
金属加工技術は、メーカーの最も重要な技術です。製品ごとに理想の切れ味や形状を実現する技術力を生かすため、製品設備の開発や製造も自社で行っています。
包丁に関する共同調査も実施している
貝印の包丁に関する開発研究のひとつに、包丁が食事の味にどのような影響を与えるかを調べたものがあります。慶応義塾大学ベンチャー企業「AISSY株式会社」が開発した味覚センサーを用いて行われた共同調査では、調査の結果、研がずに使い続けた包丁を使うと、旨みや甘みが消え、苦みや酸味が増える結果となりました。
貝印はこの結果をもとに、自社と他社製の包丁の切れ味を比較した結果、自社の方が切れ味と耐久性に優れていることがわかりました。この結果は、こだわりぬいた金属加工技術が、確かな性能を生み出している証拠です。
メーカーの特徴となる技術
貝印を支える代表的な技術として、ダマスカスとコンポジットがあります。ダマスカスは成分が異なる鋼を交互に重ねあわせて鋳造した鋼材です。
美しい波紋があるのが特徴で、日本刀の美しさと鋭い切れ味を包丁に落とし込んでいます。コンポジットは、複数の鋼材を接合させる特殊精密接合技術です。
腐食や摩耗など、金属の耐久性に影響を与える要素に強く、さまざまな場所で活用されている技術でもあります。包丁にコンポジットを用いることで、切れ味を落とす要因に強い製品を生み出しています。
また、包丁の本質を決める要素である硬さを保つために、熱処理の工程にもこだわりを持っています。特殊な電気炉により包丁の表面が酸化しないように処理を行うため、硬さに影響を与える炭素が抜け落ちません。ダマスカス鋼をはじめとした包丁の美しい表面は、こういった熱処理により生み出されています。
貝印の特徴③包丁ブランド
貝印の包丁ブランドは3つあります。それぞれ特徴や歴史があるため、購入前にブランドごとの違いを押さえておくと、よい包丁を選びたいときに便利です。それぞれの特徴を解説します。
旬
「旬」シリーズは「日本の暮らしにもっと旬を」の思いをこめられ作られたシリーズです。日本の自然や食材・昔から続く刃物への思い・最先端テクノロジーを組み合わせて作られています。
旬シリーズは、コバルトや金などを使った多層鋼などを使って作られています。高硬度・高靭性・高耐摩耗性素材を使うことで、鋭い切れ味が長持ちする包丁です。
さらに機能だけでなく、デザインにもこだわって作られています。美しいダマスカス模様の「Classicシリーズ」や、エッチングによる繊細な模様を施した「Pro匠シリーズ」など、さまざまなデザインを楽しめます。
関孫六
「関孫六」は、刀鍛冶の名匠「関の孫六」が作る高い芸術性と切れ味を誇る刀を継承して作られたシリーズです。刀鍛冶の信念であり、作品の評価である「折れず曲がらず、よく切れる」をそのまま包丁に受け継いでいます。
和包丁と洋包丁のラインナップがあり、目的や機能に応じて選べます。たとえば、ダマスカスは異なるステンレスを32層折り重ねることで生まれるダマスカス模様が特徴です。
切れ味のよさと持続性に加え、研ぎやすさを実現しています。シリーズごとに機能は細かく違いますが、切れ味のよさと扱いやすさは共通しています。切れ味が落ちにくい包丁や、扱いやすい包丁を探しているなら、関助六はおすすめの製品です。
SELECT100
「SELECT100」は、料理を作ることを通じて、顧客と顧客の大切な人との「幸せな時間づくり」を手伝うことをコンセプトとしているブランドです。誰もが心地よく料理を楽しめるように設計されています。
キッチンナイフは持ち手が握りやすい人工大理石でできており、食洗器でも洗えるため、扱いがとても簡単です。また、価格も1万円以下とお手頃で、ほかのシリーズに比べると購入しやすい製品でもあります。SELECT100は、包丁に扱いやすさを求める方におすすめのシリーズです。
貝印の特徴➃包丁だけでなく研ぎ道具も豊富
貝印は包丁だけでなく、さまざまな調理器具を販売しています。中には包丁やキッチンナイフを研ぐための研ぎ道具もあります。
研ぎ道具は複数あり、包丁の種類や形状、研ぎ方で製品を選ぶことが可能です。包丁を購入する際は、研ぎ道具も一緒にチェックするといいでしょう。
また、メーカーの公式ホームページでは、包丁の研ぎ方を動画などで確認できます。鋭い切れ味を維持し、長く包丁を使い続けたい方は、研ぎ道具もぜひ購入してください。
まずはお店やオンラインストアで探してみよう!
「貝印」はお店やECサイトでもよく見かけるメーカーです。量産品としてのイメージが強いですが、金属加工や切れ味に強いこだわりをもって製品を生み出しています。
扱いやすさと鋭い切れ味を両立した包丁を探している方に適したメーカーです。包丁の購入を検討されている方は、まずは包丁を扱うお店やECサイト、オンラインストアで実際に販売されている包丁をチェックするといいでしょう。
さまざまな種類が販売されているため、自分が使いやすそうな包丁はどれかを考えながら購入してください。
貝印の口コミ・評判を集めました

自粛生活で自炊をすることが多くなり、100均の包丁を使い続けるのもなんだかなあ、と思い包丁を探していました。一人暮らしのアラサー男子、いつまで自炊を続けられるかも分からないので2000円前後のこちらを購入。 当然ですが、100均のものとは切れ味に雲泥の差がありました。安い割には見た目もかっこいいので、満足しています。

初めてのステンレス一体型の包丁。これまでは、ステンレスに木握が付いた物。包丁を用意してあって(荒砥、中砥、仕上砥)気が向くと研いてたので、切れ味はかなり良かったのですが古くなって小さくなったのと、半冷凍のマグロブロックを切ったら刃が欠けてしまい、購入しました。 従来の包丁は、金属と柄の付け根から水が染みこんで汚くなることです。接着剤で詰めてましたが見た目が良くない。切れ味を多少犠牲にしても、一体型で柄の付け根から水が染みこまない物をと言う事で、妥協して買い求めました。 ところが、切れ味はもの凄く良いです。大事に使ってたデジカメより、スマホの画質の方が良かったショックと同じ感激です。